4月1日の午前11時半ごろ、新しい元号が「令和」となることが発表されました。
平成最後の風疹流行を止めようと今まで発信してきたのですが、今年に入ってからの報告数が1,000人を超え、来月からは、「令和最初の風疹流行を止めよう」といわなければならなくなりそうです。
元号発表の瞬間に手話通訳のワイプが重なるハプニング。
元号発表の瞬間、NHKの中継で手話通訳のワイプと掲げた「令和」の文字がかぶるハプニングが起きました。このハプニングについて、聴覚障害の当事者であるくらげ氏は、30年前の「平成」の発表になかった手話通訳がいることは大きな進歩であると述べています。
新元号発表のNHK中継で、菅官房長官が掲げた新元号が手話通訳のワイプに被さったことが話題になってますが感動しています。30年前の聴覚障害者はなんの情報もなくただただ平成の字を見るしかなかったのにこの30年で国民の一大事にインパクトを残せる位置に手話通訳がいる。これはすごい進歩ですよ。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) April 1, 2019
さらに、同時通訳を行っていた手話通訳の男性が「めいわ」と指文字で表現したことも指摘されています。バズフィードの記事『「令和」を「めいわ」と訳した手話通訳士 集まる注目、その背景』によると、事前の情報なく、つまり新しい元号を事前に知ることなく聞き取れた範囲で通訳していたためとなっていたようです。
そもそも官邸の会見に手話通訳がついたきっかけは、東日本大震災の直後から。ツイッターで聞こえない人にも分かるように手話通訳をつけてほしいという声があがり、その声が議員の先生がたに届いて急遽実施されたものでした。
テレビの字幕放送も30年前にはありませんでした。リアルタイムでの字幕放送がはじまったのは、平成12年(2000年)のことです。
30年前に「平成」の発表がなされたときには手話通訳はおらず、字幕放送もありませんでした。「令和」が発表されたときには、手話通訳がいて、字幕放送もあって、聞こえない人も記念すべき一大事に立ち会うことができたのです。
「風疹の流行のない明日」への希望の花が咲くのはいつ?
令和という新しい元号は万葉集の「初春の令月にして 気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」という文言から引用されたものです。安倍総理は『厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込めた』と説明しました。
私の明日への希望とはまさにいま起きている風疹の流行がおさまること、これ以上先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれないことです。希望の花は平成のうちに咲かず、つぼみのまま新たな時代を迎えます。風疹の流行が起こらない社会という希望の花が咲くのはいつのことになるのでしょうか。
コメント
Yahoo!のニュースからまいりました。
自分は、ワクチンを接種すべき世代であり、子どもがいる父親ですが
あまり深く考えておらず、妊娠が現実的になってからあわててワクチンを接種し、
妻が妊娠してワクチンを打てなくなったあとには、
ただ運に身を任せる不安な気持ちになっていました。
その不安も子どもが元気に生まれてからは過去のものとなっていたように思うのですが
ブログを読ませていただいて、よみがえってきました。
過去の不安を忘れてたような者であり、誠に微力ではあるのですが
ほんのちょっとの取組、心遣いを皆が持てば、少なくなるはずの事柄だと思い、
できるかぎり、周りの同じ世代に話していきたいと思います。