とうとうおそれていたことが起きてしまいました。2018年の流行でも、先天性風しん症候群の男児が確認されました。
これから何人わたしたちと同じ思いをすればよいのでしょうか?45人生まれて、11人亡くなったのに、たったの45人と思われてしまったのです。その結果こうなった。あれほど同じことを繰り返してはならないと言ったのに、足りなかったのです。5年以上経った今、2013年に流行していたことすら忘れ去られてしまいました。
2013年以来風疹をなくそうと呼びかけているhand in handの方々、風疹ゼロプロジェクトにかかわっている先生方など、私以上に風疹をなくす活動にコミットしている方々にとっては私以上の悔しさを感じているのではないかと思います。
6年前の流行で結論は出ていました。風疹排除まであともう一歩。働き盛りの男性への対策が必要、と。今回の流行を防げたのに、わたしたちは防ぐことができませんでした。赤ちゃんを風疹から守ってあげられなかったことはとても悔しいです。それでも、風疹ウイルスに打ち克ち、生まれてきてくれてよかったです。0歳の誕生日、おめでとう。