ツイッターに投稿した内容をベースに、先天性風疹症候群の体験談を公開しました。これから生まれる未来の命を守るために、同じ思いをする母子を減らすためにがんばって書きました。
- 「もし風疹と知っていたら産めなかったかも…」
- 次々と明らかになる障害 残酷な現実に両親は・・・
- 本のおかげで勉強が好きになり世界が拡がった
- コンピューターとの出会い、そして2013年の風疹大流行
- 風疹になっていなければ手術を4回も受けずに済んだのに
- 社会人になり悔しい思いをしつつも成長の手応えを感じる日々
- あの日から約30年の時が過ぎた今でも…
約30年前の私の身に起こったことが、今までの人生のあらゆる側面に影響を及ぼしてきたことを知っていただければ、と思います。
先天性風疹症候群で生まれた友人の心の叫び「風疹なめんなよ!」
友人の心の叫びツイートも多数の方にリツイートしていただきました。彼女も重い聴覚障害を持ち、目や耳に病気を持って生まれてきました。こちらもあわせてお読みいただければ幸いです。大切な友人ですが、風疹に罹っていなかったら出会っていなかったと思うと、少々複雑な気持ちもあります。私には、彼女と同じように先天性風疹症候群で生まれた友人が他にも何人かいます。1987年の流行は2013年とは比べものにならないくらい規模が大きかったのです。
感染研から出た8/29時点情報では、第34週で89人増加、累積273人になりました。東京や千葉など首都圏を中心に風しん流行が拡大中です。ツイッターを見ていると先週あたりから風疹にかかったというツイートも増えています。中には職場で複数人倒れたというツイートもあります。
このまま流行が継続すると再び大流行になるおそれがあります。妊婦さんは外出を控えるなど自己防衛につとめてください(妊娠中の風疹ワクチン接種は不可とされています)。また周囲の方は妊婦さんを守るために、男性も女性もワクチン接種をお願いします。