風疹のこと

読売新聞「医療ルネサンス」にて風疹特集記事掲載(12/20まで4日間)

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今日から読売新聞の「医療ルネサンス」で風疹についての連載が4日間続きます。4日目に私が出てきます。第1回目である今日は、患者会『hand in hand』の共同代表である、保育士の西村さん&葉七ちゃん親子が出ました。
記事によると、西村さんは、妊娠2ヶ月で全身に発疹が生じ、風疹と診断されました。医師に「あなたの夫なら産ませません」と人工妊娠中絶を医師から勧められましたが、赤ちゃんを堕ろすことは考えられない、と出産に至りました。幸いなことに赤ちゃんの症状は軽く、軽度の難聴のみで済みましたが、今後さらなる症状が出てくるのではないかと心配がつきず、また、「ワクチンを打っていたら風疹にかからなかったかも」という悔やんでも悔やみきれないという想いを抱えているとのことです。その悔しい想いから、今年8月に患者会を設立し、ワクチン接種などの対策を国へ要望したり、風疹の怖さを社会に広く伝える活動を続けている、という内容の記事です。
有料記事なので具体的な内容を読めない方がたくさんいらっしゃると思いますが、ご本人のブログ『COTO*HANAぶろぐ』や『保育士の予防接種歴及び抗体価確認を行うことの重要性』(医療ガバナンス学会)という記事で、今までの経過や想いを読むことができます。
また、フォアミセス12月号でくりた陸先生の「生まれてくれて、ありがとう」という漫画の中でhand in handが結成されるまでの道のりが紹介されており、その中にも西村さんご一家が出てきます。11月初旬発売で書店での入手は難しいと思いますが、こちらも是非。