予防接種 – MRワクチンの接種を受けるには

おとなが風疹の予防接種を受けるには?

風疹の感染拡大を防ぐのに最も効果的とされているのが予防接種です。日本では主に麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)が使われており、小学校入学前に2回、定期接種を受けることができます。

おとながMRワクチンを受ける場合は、任意接種となり、8,000円~10,000円の自己負担が発生します。東京都や神奈川県など風疹予防対策で助成を行っている自治体があるので、助成制度があるかどうか事前に調べることをおすすめします。会社の健康保険組合が独自に助成を行っていることもあります。

任意接種はいつでも受けることができます。男性の場合はいつでも接種できますが、女性の方は、妊娠中の接種はNG。接種前1ヶ月、接種後2ヶ月、あわせて3ヶ月避妊する必要があります。(ただし、風疹ワクチンが原因でCRSの赤ちゃんが生まれたという報告は海外含め今のところありません。気づかないまま接種したとしても妊娠は継続できます。)

40歳から56歳の男性は定期接種のチャンスあり。

2019年4月2日時点で、40歳から56歳の男性は定期接種を受ける機会がなく、2013年の風疹大流行で風疹にかかってしまった方が多くいらっしゃいました。

そのため、2019年より「風しんの追加的対策」が始まり、2022年3月31日までの間に限り、昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年4月1日(1979年)までの間に生まれた男性が風しんに係る定期の予防接種の対象者として追加されました。初年度(2019年度)は、現在39~45歳の方にクーポン券が送付されれ、原則として無料で予防接種を受けることができます。

ただし、ワクチンの需給状況の関係で、抗体検査を受検し、抗体価が低い(HI法で8倍以下)と判定された人が予防接種の対象となります。

詳しくは、厚生労働省ホームページの「風しんの追加的対策について」をご確認ください。

妊娠を希望する女性と同居者の方には自治体の補助をチェックしてみよう。

東京都や神奈川県など風疹予防対策で助成を行っている自治体があります。助成制度があるかどうか事前に調べておくとお得にワクチンを接種することができます。

「MRワクチン 助成 横浜市」などのキーワードで検索するといいですよ。
横浜市風しん対策事業』のページが出てきました。横浜市の場合は、妊娠希望の助成とそのパートナー(婚姻関係を問わない)であれば、3,300円で受けられるそうです。

会社や健康保険組合の制度も要チェック。

会社で予防接種の費用を補助していることもあります。自治体の補助と組み合わせればゼロ円で受けることができるかもしれません。チェックしてみてくださいね。

風見の会社は、年間1万円限度でワクチン全般の費用を補助する制度があり、実質ゼロ円になります。海外出張をする社員が多いので予防接種を推奨しているんですよ。
僕の会社でも最近風疹対策をはじめました。社内の会議室にお医者さんがきて、仕事中にサクッと打っちゃいました。これなら仕事が忙しい社員でも受けやすいですね。

風疹ワクチンを2回受けたかどうか「記録」で確認しましょう。

風疹ワクチンに関しては、過去何回か制度が変更されたために年齢(生まれた日)によってワクチン接種を受けた時期や回数が異なります。制度上そもそも1回しか打っていない、0回だけの人もいます。下記の表を参考にしてください。

風疹は麻疹などと間違われることも多いので、あいまいな記憶だけで判断せず母子手帳に記録が残っているか確認してみてください。2回の接種を受けた記録が残っていることが重要です。

2019年4月2日時点の年齢 生年月日 男性 女性
19歳未満 2000年4月2日以降 個別接種2回 個別接種2回
19歳以上
29歳未満
1990年4月2日~
2000年4月1日
幼児期に1回
中学1年または高校3年で1回(2回目は接種率低い)
幼児期に1回
中学1年または高校3年で1回(2回目は接種率低い)
29歳以上
31歳6ヶ月未満
1987年10月2日~
1990年4月1日
幼児期に1回 幼児期に1回
31歳6ヶ月以上
40歳未満
1979年4月2日~
1987年4月1日
中学生で個別接種1回(接種率低い) 中学生で個別接種1回(接種率低い)
40歳以上
57歳未満
1962年4月2日~
1979年4月1日
定期接種なし 中学生で集団接種1回(接種率高い)
57歳以上 1962年4月1日以前 定期接種なし 定期接種なし

vaccination_age

2008年4月1日から2012年3月31日までの5年間で、中学1年生と高校3年生に相当する年齢の人を対象に第3期・第4期の定期接種が行われたことがあります。2007年の麻疹大流行を受けて5年間の特例措置として行われました。

1歳の誕生日のプレゼントにMRワクチンを。

こどもの場合は、定期接種という制度により、定められた期間内であれば低い負担額あるいは無料で接種を受けることができる仕組みがあります。万が一健康被害が起きたときの補償も任意接種とは異なります(予防接種健康被害救済制度)。

MRワクチンの定期接種は、1歳から2歳までの間に一回(第1期)、5歳以上7歳未満の間に一回(第2期)、あわせて二回行います。定期接種で定められた期間を過ぎてしまうと任意接種になってしまうので忘れないように気をつけてください。(期限を過ぎてしまっても慌てないで。自治体によっては任意接種の費用を補助してくれることもあるので要チェックです。)

1歳の誕生日には「MRワクチン」だけでなく「水痘ワクチン」や「ムンプスワクチン」を一緒に接種するのがおすすめです。単独で接種するよりもスケジュールが立てやすく、早く免疫がつけられます。
NPO法人 VPDを知って子どもを守ろうの会 おすすめ 予防接種スケジュール
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